おすすめの公演・催事

2025年10月16日(木)

横浜能楽堂企画公演 「遊行の聖 弔いの心」

神奈川県藤沢市にある時宗の総本山・遊行寺ゆぎょうじ清浄光寺しょうじょうこうじ)は、遊行四代 呑海上人どんかいしょうにんにより、1325年に開山した700年の時を刻む古刹。鎌倉時代末期に興った時宗は、能ともかかわりが深く、遊行上人が登場する作品も多く残されており、観阿弥、世阿弥の阿弥号は時宗との関連性が指摘されています。本公演では、遊行十四代 太空上人たいくうしょうにんが、斎藤別当実盛の霊を鎮めたとの巷談をもとに世阿弥が作った能「実盛」を上演。また、実盛の供養の際にも営まれたと伝えられている「薄念仏会すすきねんぶつえ」を時宗僧侶の出演によりお送りします。 ※能「実盛」は、能楽鑑賞多言語字幕システム「能サポ」による字幕解説がございます。舞台の進行に合わせて、お手持ちのスマートフォン・タブレットに分かりやすく解説が表示されます。機器をお持ちでない方には、端末の貸出もございます。

2025年11月29日(土)

語り、舞い、奏でる━━ 道真公の伝説が今、舞台に甦る。

横浜能楽堂本舞台創建150周年 横浜能楽堂企画公演 「天神さまの芸能」

全国で親しまれる天神さまの信仰は、ここ港南の地にも。 港南区には、道真公の第五子・淳茂が暮らしたという伝承が残り、上永谷にある永谷天満宮には、日本に三体しかないとされる、道真公自らが刻んだ希少な木像が今も静かに祀られています。 道真公を祖と仰ぐ加賀前田家にゆかりのある、横浜能楽堂本舞台の創建150周年を記念し、このたび港南区民文化センター ひまわりの郷にて、古典芸能を通して天神伝説を堪能する特別な舞台をお届けします。 語りの妙、舞の美、音の力・・・古典芸能が描き出す、天神さまの物語。 日本の芸がもつ、素の美しさに触れる、ひとときの祭典をどうぞお楽しみください。

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